7月17日(火)の夕食
【献立】
*鰯のから揚げ
*牛タン炒め
*長芋とオクラの煮物
小さな鰯をフライとか天ぷら用に開いたものを買ってきた。
それに酒と醤油をかけてしばらく置き、から揚げにする。
「少しくらい油がハネてもいいや。拭かずにこのまま揚げちゃえ」
ぎゃ~、ボコボコいってるよ。地獄のようだ。
「蓋しちゃえ」
げーーっ!! 蓋が持ち上がってきた!! 危険!! 危険!!
やっぱりズボラはいかん。
残り半分は、ペーパータオルで汁を拭いてから入れる。
あぁ、平和に揚がってるよ。
テーブルには、昼の残りと思われるいなり寿司が1個。
姑が自分の前に持って行って置いている。
息子に「これ食べるか?」と聞くも、「ううん」とアッサリお断り。
ビールを飲み終えた姑が、いなり寿司に手を伸ばす。
「ご飯入れましょうか?」
「これがあるから…」
「それでいいですか?」
「ええことないけど、しゃあない」
「…私食べます…」
「ええの? じゃあ、ご飯入れてもらおうか」
同じものを続けて食べるのがイヤなのか、残り物だからイヤなのか、とにかく姑が残ったものを食べる確率はチョー低い。
私なんて、おかずでも多めに作って2回は食べたいクチなのに。
好きなものなら別にイヤじゃないし、作る手間も少なくて済むし。<要はズボラか
習慣の違いなのか、はたまた嗜好の違いなのか。
そういえば以前、おでんを作った時に、姑が箸を出しては引っ込め、出しては引っ込めながら、小声で「いやぁ~」「いやぁ~」と言っていたことがある。
夫が聞きとがめて「どうしたん?」と尋ねると、「お昼におでん定食、食べたんよ…」とうなだれている。そう、その日は用事で外出したのだった。
「3つ選べるんよ。あれとこれと…」
「じゃあ、それと違うの食べたらええやん」
「…ん…」
力なく、お昼に食べなかったおでん種をつまんでくれたが、その時も「箸が出ないほどイヤなのか…」と、ちょっと驚いたものだ。
はぁ、、、張り切って毎回いろんなものを作って並べればいいんだろうけど、それはあんまり、いやほとんど期待しないでね、お義母さん。
その代わり、いなり寿司残ったら食べるから。
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